2023年、映画を100本見ました。そこで、2023年私が見た映画の中で心に残った8本を。2023年に公開された映画は1,000本くらいあるらしいので、私が見た映画は、その10分の1、しかも、私が好んで見た映画のジャンルは、アニメ・アクション・SFが多く、ホラーはあまり見ないので、そこのところ、よろしくお願いします。
☆Blue Giant
鑑賞年月日:2023年3月13日 観賞場所:ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13 感想:私的、2023年アニメ映画ナンバーワン作品。元の漫画は知らなかったのですが、ストーリーが良いうえに、まず、上原ひろみが監修しただけあって、音楽が最高! 映像と音楽が見事に融合してました。ただ、演奏シーンでの描写だけは、ちょっと、違和感がありました。CGのせいなのかな?でも、悪いとしても、全てを音楽が凌駕する感じ。
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監督:立川譲 原作:石塚真一 音楽:上原ひろみ
声・演奏の出演:宮本大~山田裕貴・馬場智章 沢辺雪祈~間宮祥太朗・上原ひろみ 玉田俊二~岡山天音・石若駿
☆オットーという男
鑑賞年月日2023年3月16日 観賞場所:キノシネマ天神 感想:私が大好きトム・ハンクス主演。その彼が主演、しかも、いつも良い人を演じる彼が、予告では、ちょっと意地悪な感じ、もうこれだけで、お勧めな感じなんですが、スウェーデンの小説を映画化、それをさらに、リメイクというだけあって、お話も面白い。そして、私も、やはり、60歳を過ぎると、このくらいのシニア世代を扱った作品が気になるというのもありますね。
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監督:マーク・フォースター 製作:トム・ハンクスほか 音楽:トーマス・ニューマン
出演:トム・ハンクス マリアナ・トレビーニョ マヌエル・ガルシア=ルルフォ
☆TAR
鑑賞年月日2023年5月18日 観賞場所:トーホーシネマズららぽーと福岡 感想:天才的な女性指揮者の苦悩、崩壊を描いているのかな?私には、ちょっと難解な映画でした。でも、アカデミー賞には、届きませんでしたが、ケイト・ブランシェットは、「やはりうまい」と感じさせられた作品。この作品を見た後、10月10日には、彼女主演の劇場公開作品「バーナテッド」、さらには、サブスクで「エリザベス」「Pushing Tin」等を再見するくらい好きな女優になりました。そして、どの作品も面白かった
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監督:トッド・フィールド 製作:トッド・フィールド 音楽:ヒドゥル・グドナデッティル
出演:ケイト・ブランシェット ノエミ・メルラン ニーナ・ホス ソフィー・カウアー
☆The Flash
鑑賞年月日2023年6月22日 観賞場所:ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13 感想:DCコミックのヒーロー・フラッシュを描いてるのですが、時間を操る表現が面白かった。今年の映画(エブエブやスパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースなど)は、マルチバースを使うことで、ある意味、何でもありの感がありますが、どの作品も、上手く使っているように思いました。ただ、この映画で残念なのは、主役のエズラ・ミラーが、その後トラブルを起こしてるので、次回作がどうなるかわからないこと。心配です。
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監督:アンディ・ムスキエティ 製作:バーバラ・ムスキエティ 音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:エズラ・ミラー マイケル・シャノン サッシャ・カジェ ベン・アフレック
☆Taylor Swift The EARS TOUR
鑑賞年月日2023年10月19日 観賞場所:ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13 感想:現在最高の歌姫テイラー・スイフトのライブツアー・The EARS Tourを描いた作品。でも、単なるコンサートフィルムじゃないんですよ。さすが、BTSやビリー・アイリッシュのライブ作品を撮ったサム・レンチが監督しただけのことあります。また、彼女らしく、多様性やLBGTqについても考えられていてさすがです。さらに言えば、2024年に来日公演控えた、この時期に、グッドタイミング。
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監督:サム・レンチ
出演:ティラー・スィフト
☆SISU シス・不死身の男
鑑賞年月日2023年10月27日 観賞場所:中洲大洋映画劇場 感想:珍しいフィンランドのバイオレンスアクション映画。しかも、ちょっと、ハチャメチャ。だって、主人公のアアタミ・コルピは、何されても死なない不死身の老兵、それが半端ない。普通、こんな映画、あきれ果てて、ウンザリするんだけど、潔いと言うか気持ちいい。そして、愛犬のウッコが可愛い
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監督:ヤルマリ・ヘランダー 製作:ペトリ・ジョキランタ 音楽:ユリ・セッパ トゥオマス・バイノーラ
出演:ヨルマ・トンミラ アクセル・へニー ジャック・ドォーラン
☆Napoleon~ナポレオン
鑑賞年月日2023年12月1日 観賞場所:中洲大洋映画劇場 感想:ちょっと、情けないナポレオンを演じるアカデミー賞・主演男優賞俳優ホアキン・フェニックスが良いです。そして、リドリー・スコット監督の解釈でのナポレオンとジョセフィーヌの関係が、ナポレオンの情けなさを際立てます。 まぁ、それはそうとして、この映画の最大の見せ場は、戦闘シーン。さすがリドリー・スコット監督、ここだけでも見る価値ありかも・・・・・
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監督:リドリー・スコット 製作:リドリー・スコット・ホアキン・フェニックスほか 音楽:マーティン・フィップス
出演:ホアキン・フェニックス バネッサ・カービー タハール・ラヒム マーク・ボナー
☆Perfect Days
鑑賞年月日:2023年12月22日 観賞場所:キノシネマ天神 感想:最近、この手の映画には、評価が甘くなってます。この手の映画?そう、主人公の年齢も私と同じくらいで、境遇も近い感じ、そんな映画にです。そして、あまり変わらぬ毎日を送っている主人公の平山ですが、そんな彼の一日にも、やっぱり、変化はあり、それに、平山は喜びを感じているようにも思えます。ラストシーンで、アパートを出て、空を見上げて、微笑むシーンが、心に残ります。
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監督:ビム・ベンダーズ 製作:柳井康治 撮影:フランツ・ラスティグ
出演:役所広司 柄本時生 三浦友和 中野有紗 田中泯